ChatGPTで仕事がなくなる？ピアノ教室について考えてみた

ChatGPTの出現で世の中盛り上がっていますね。
ピアノ教室業界について考えてみました。

ChatGPTとは？

ChatGPTでできること

チャットGPTはオリジナルのテキストを生成することができる人工知能ツール。
チャットで対話ができます。雑談も可能。
質問に回答、詩や歌、エッセイ、短編小説、コードを書いてもらうこともできます。

ChatGPTの使い方

※2023年4月15日現在

OpenAIのアカウントを作成。
誰でも無料で使用できますが、有料会員になるとさらに使える機能も増えます。
以下の記事で詳しく書いてくれています。

LINE版のチャットGPTもあるようです。詳細は以下より

ChatGPTのここがすごい！

これまでも、分からないことがあればGoogleで調べれば大抵の回答はありました。
ただ、Googleの場合は検索すると関連する情報が沢山出てきて、その中から自分で取捨選択する必要があります。

チャットGPTでは、聞いた内容にズバリ回答してくれます。
英語翻訳の精度も、現時点ではGoogleより高いと感じます。

今後、画像入力もできるようになると、利用の幅はますます広がりそうですね。

ChatGPTでなくなりそうな仕事は？

現時点で、なくなることが危惧されている仕事は以下のようです。

・カスタマーサービスセンター
・コールセンター
・翻訳者、通訳者
・校正者、編集者
・ライター
・事務職

など

もちろん、これらの仕事であっても内容の深さや程度により、まだまだ人間が必要な部分もあると思います。
一方で、マニュアル化された仕事しかしていない人はほとんどAIに取って代わられてしまう可能性が高いです。

ChatGPTでピアノ教室業界は危うい？

ChatGPTにピアノの弾き方等聞いてみた

今のところ、chatGPTだけでピアノが弾けそう！という人が出てくる可能性は低いですね。

ピアノは身体動作が伴いますし、個人差が多いものなので、個別対応するような解が得られるにはまだまだ時間がかかると言えそうです。

ChatGPTに音楽史を聞いてみた

では、音楽史や理論についてはどうか？
質問してみました。

音楽用語などはGoogle検索で既にすぐ解が得られますので、特段GPTになって便利！というわけでもないかと思います。

もともとGPTも人が作ったプログラムなので、より多くの方が使用する分野への研究は進んでいると思いますが、音楽方面への研究はまだまだこれからと感じました。

これからの仕事に必要なスキル

ピアノ教室業界においては

今回、GPTの出現によって大きく揺るがされるという感じはまだまだしませんでした。
ですが、既に以前より以下の登場によって、ピアノは独学でも気軽に始められるものになっていることは確かです。

・便利なナビゲーター付きピアノ
・youtube
・ピアノ独学用アプリ
・安価な動画商材
・色々な図解版の書籍

これらのツールや、Google検索、今回のGPTを組み合わせて活用すれば、易しい曲を１曲弾くくらいなら、教室に通わずとも誰でも可能な世の中になっていると思います。

今後は調べれば分かることを教えるのが主なピアノ教室の運営は危ういと言えるでしょう。

とは言え…

・先生とのコミュニケーション、雑談
・演奏を通じた人との交流（発表会など）
・教室の良い設備で練習できる機会
・モチベーションアップのツール
・先生の生音を聞いて得る感性
・その場で得られるフィードバック

ピアノ教室に通う生徒さんたちは、技術向上のみを目的としているとは限らず、上記を得ることを目的に通っている方も多いでしょう。

• 生徒さん１人１人に合った指導ができる
• 人間力とコミュニケーション力が高い
• 設備投資を行い、生徒さんの利便性、モチベアップができる

このようなピアノ教室や講師はまだまだ必要とされる可能性が高いと言えそうです。

他の業界では

簡単な質問や、ちょっとした疑問には、AIに気兼ねなく聞けるのはとても良いなと感じます。
ですが人は、最終的に物事を決める時は感情に左右されるそう。

こう感じた時、人は心を動かされて商品を購入したり、物事を決めたりするものと思います。

深い情熱で開発した商品
感動する斬新なアイディア、表現
自身の悩みに寄り添ってくれるサービス

このようなものはまだまだ人間が担えると言えそうです。

ChatGPTで仕事がなくなる？まとめ