【教本ﾚﾋﾞｭｰ】ピアノひけるよ！シニア1の内容＆使用法をピアノ講師が徹底解説

【基本教本】
ジュニア1～3　
シニア1～3

【併用曲集】
レパートリーA
レパートリーB
レパートリーC
ジュニア変奏曲集
シニア変奏曲集

【テクニック教本】
はじめのテクニック1
はじめのテクニック2
きほんのテクニック

【併用ワーク】
ワークブック1～3
シニアワークブック1～3
ワークブックもんだいしゅう1～3
楽典ワーク

・ハ長調の解説と音階
・音階は、左右とも1オクターブの上下行
・カデンツ、和音についての記載はなし

・2/4拍子
・Allegretto
・ハ長調
・反復記号の1.2カッコあり
・左は簡易分散和音伴奏
・右手指くぐり

・3/4拍子
・Allegretto
・ハ長調
・反復記号の1.2カッコあり
・付点のリズム
・左手ワルツ伴奏

・3/4拍子
・Allegretto
・ハ長調
・右手単旋律だが広がり多い
・左手ワルツ伴奏

・♯の解説
・3/4拍子
・Allegretto
・ハ長調
・左ワルツ伴奏、一部変形あり

・3/4拍子
・tempo di Valse
・ハ長調
・右手と左手でフレーズのズレあり
・左ワルツ伴奏
・タイ

・イ短調の解説と音階
・音階は1オクターブ上下行
・自然、和声、旋律的短音階あり
・各音階の説明、和音説明なし
・ハ長調との関係性の説明なし

・4/4拍子→Cの解説
・Moderato
・イ短調
・左手が一定のリズム伴奏
・右手単旋律
・左右分離が少し難しい曲

・3/4拍子
・Moderato
・ハ長調
・クレッシェンド
・ディクレッシェンド
・左手ワルツ伴奏→伴奏形変化
・Ⅵ和音、ドッペルドミナント出現
・反復記号の1.2カッコあり

・2/4拍子
・Moderato
・ハ長調
・legatoの記載
・アルベルティ・バス伴奏

・ト長調の解説と音階
・音階は1オクターブの上下行
・調号の適用範囲の説明
・ハ長調との関係説明なし

・4/4拍子
・Allegretto
・ト長調
・アルベルティ・バス

有名な「ト長調のメヌエット」を、この本の編著者橋本さんがアレンジした楽曲です。
バッハ作曲となっていますが、近年ではペツォールト作曲が正しいとされています。

・4/4拍子
・Moderato
・ト長調
・左手和音のみ伴奏
・左１拍目休符

・ホ短調の解説と音階
・自然、和声、旋律的短音階あり
・音階は1オクターブ上下行
・各音階の説明、和音説明なし
・他の調との関係性の説明なし

・4/4拍子
・Andante
・ホ短調
・左手分散和音伴奏

・4/4拍子
・Allegretto
・ト長調
・アウフタクト
・左スタッカートの分散和音伴奏

・6/8拍子
・Moderato
・ハ長調
・左分散和音伴奏

・6/8拍子
・16分音符
・Andantino
・ハ長調
・アウフタクト
・左分散和音伴奏

・4/4拍子
・Allegro
・ハ長調
・テヌート
・16分音符
・左右ほぼ同リズム

・3/4拍子
・Allegretto
・ハ長調
・借用和音多用

・4/4拍子
・Andante
・ト長調
・付点8分音符
・左右リズムのズレ
・左手分散和音

・2/4拍子
・Allegretto
・ハ長調
・アクセント
・アウフタクト
・反復記号1.2カッコあり

・2/2拍子
・Allegrettp
・ハ長調
・楽譜の記譜法の違い学習

おおスザンナ（1）と同じ曲ですが、拍子が変化し、記譜法が変わったことを解説しています。

・2/2拍子→￠の解説
・Allegretto
・ハ長調
・反復記号1.2カッコあり
・左手和音＆分散和音伴奏

・4/4拍子
・Moderato
・ト長調
・3連符
・変形３連符
・左手分散和音伴奏

私が子供の時は「チャップスティック」という曲名で習った気がします。

・2/2拍子
・Moderato
・ハ長調
・アウフタクト

・2/2拍子
・Moderato
・ハ長調
・アウフタクト
・はずんだリズム

「わらの中の七面鳥」は８分音符で書かれており、こちらのオクラホマは付点8分音符+16分音符の弾んだリズムで記載されている同じメロディの曲となります。
リズムが変化したことが教本内でも解説されていますが、一部誤解を招く記載があるので注意。

・4/4拍子
・Andantino
・ハ長調
・左手が一定の「はずむリズム」伴奏
・meno mosso

・4/4拍子
・Allegretto
・ハ長調
・左手和音伴奏
・平行調からの借用和音あり

・6/8拍子
・Moderato
・ハ長調
・左手分散和音伴奏

・2/4拍子
・Allegro
・ハ長調
・左手和音→分散和音伴奏

教本内で、以下の記載があります。

これは厳密には異なるリズムです。

教本をよく読むと全く同じではないという意図が分かりますが、説明が不足しているため、誤解する人がいるかもしれません。
ポップス等では、よく見かける表記なのですが、注意が必要です。